産後ケア・乳房外来

産後ケアとは

産後ケアとは

産後は陰部からの出血が続いたり感染症にかかる率も高く、体調が回復するまで約6週間ほどかかるといわれています。年齢や体力によっては更に時間を要する場合があります。 また、妊娠中に分泌されていたホルモンが出産を境に急激に減少することにより心のバランスを崩しやすい時期でもあります。このようにご自身の身体が万全ではない状態で育児を行うことで、お母さまの心や身体に影響を与えることがあります。 そこで近年、母乳ケアや育児指導、お母さまの心身のケアや育児相談を行う「産後ケア」が重要視されています。

産後ケアの内容

育児指導 育児相談 発育相談 お母さまの心と身体のケア 母乳ケア など

産後ケア

当院で出産されたお母さまとお子さまを対象に、「乳房外来」「新生児外来」、「育児外来」などを設けています。

スケジュール

毎週火曜日午後

担当

丸山麻美医師 (自治医科大学付属さいたま医療センター 新生児科)

よろず外来

当院で出産し生後2ヶ月が過ぎた赤ちゃんを対象に行っています。赤ちゃんの発育やお世話に関すること、ご自身の健康でお困りの方は、ご予約のうえ来院ください。病院へかかるほどでもないけれど心配なことや、些細なことのご相談でも構いません。どうぞ気軽にご活用ください。

乳房外来

出産後のおっぱいトラブルの対応や、育児のご相談、卒乳のご相談などを受け付けています。
看護師や助産師によるサポートとなりますので、お気軽にご相談ください。
※当院では乳腺炎に対する乳房マッサージは原則として行っておりません。

授乳の様子を見せて頂き、飲み方や抱き方などを一緒に考えお母様がセルフケアできるための援助を大切にしています。炎症症状を和らげるための内服薬を処方する場合もあります。

マッサージを希望される方は助産院など他施設をご検討ください。

対象者

当院でご出産された方
※他院でご出産された方はお断りさせていただいております。ご了承ください。

スケジュール

完全予約制となっておりますので、ご希望の方はお電話で予約をお取りください。

新生児外来(赤ちゃん1ヶ月検診)

子育てのなかで気になることを相談できる「新生児外来」を設けています。病院へかかるほどの深刻な問題ではないけれど心配や不安なことなど、どんな些細なことでも構いません。私たちに何でもお話ください。

対象者

新生児外来:当院で生まれ、生後30〜40日のお子さま

スケジュール

毎週火曜午後

担当 丸山麻美医師 (自治医科大学付属さいたま医療センター 新生児科)

母乳外来

母乳外来

当院では出産後のおっぱいのトラブルや、母乳育児や卒乳に関するご相談をお受けしています。看護師や助産師がお母さまとお子さまの気持ちをふまえ、一緒に考えながらサポートを行います。 当院では乳腺炎に対する乳房マッサージは行っておりませんが、状況により、授乳方法やあかちゃんの抱き方などを一緒に考え、お母さまがセルフケアでできる援助を大切にしています。なお、母乳外来は完全予約制です。ご希望の方はあらかじめご予約ください。

母乳外来の目的

初めて母乳育児をされる場合、「母乳は足りているのか」「このやり方で大丈夫なのか」「卒乳はどのようにすればよいのか」など、母乳に関するお悩みは尽きません。また、授乳中に乳頭トラブルや乳腺炎などの症状が起きることもあります。そのような場合、ひとりで抱え込まず相談できる場所が、母乳外来です。看護師や助産師がお母さまの気持ちをふまえサポートしてくれるので、安心して利用していただけます。

母乳外来を利用される方の主な症状

母乳の出が悪い 母乳が出すぎて困っている 母乳が足りているか心配 赤ちゃんの体重が増えていない おっぱいが詰まっている おっぱいが痛い、腫れている おっぱいが熱を持っている 母乳育児に不安を感じている そろそろ卒乳を考えているが方法がわからない など

当院の母乳外来で取り扱うおっぱいのご相談

乳腺炎によるおっぱいのトラブル

母乳の通り道である「乳腺」が炎症を起こした状態で、おっぱいの張りや腫れ、しこりといった症状があらわれます。触ると痛みがあったり、おっぱいが熱をもったりすることもあります。授乳が充分でないことが原因で起こるものと、乳首の傷口から細菌に感染して起こるものがあります。症状がひどい場合は薬を処方することもありますが、乳腺炎の一番の治療法は、赤ちゃんに頻繁に母乳を飲んでもらうことと、正しい授乳を行うことです。

母乳マッサージについて

おっぱいがよくでるよう、おっぱいのマッサージ法をお伝えしています。なお、乳腺炎の改善を目的とした乳房マッサージをご希望の場合は助産院などの他施設をご利用いただいております。ただし、炎症がひどい場合は、症状を抑える内服薬を処方することがあります。まずは母乳外来を受診いただいて、状態を確認させてください。

卒乳について

いきなり母乳をやめてしまうと、お子さまが精神的に不安定になったり、乳腺炎になったりすることがあります。そのため、当院では授乳回数を少しずつ減らしていき、時間をかけて卒乳する方法をお勧めしています。母乳の出やお母さま・お子さまの状態、家庭環境によっても変わりますので、まずはご相談ください。

乳房外来

「母乳がでない」「おっぱいが張って痛い」など産後のおっぱいのトラブルや、母乳育児、卒乳に関するご相談をお受けしています。看護師や助産師がお母さまとお子さまの気持ちをふまえ、一緒に考えながらサポートを行ってまいりますので、気軽にご利用ください。当院では医療情報の提供をメインにご相談を承っているため、乳腺炎に対する乳房マッサージをご希望の方は、助産院などの他施設をご利用いただいております。

産後の悩みはひとりで悩まず、私たちを頼ってください。

産後の悩みはひとりで悩まず、私たちを頼ってください。

当院の産後ケアは、一人ひとりのお母さまの心と身体の状態をみながら行っています。また、その場だけ解決すればよいという対処療法ではなく、お母さまがセルフケアできる方法など根本的な解決策を一緒に考え、今後の子育てに活かしていけるようにしています。赤ちゃんのお世話や母乳についてお悩みの方は、どうぞ当院の産後ケア・母乳外来へお越しください。

産前産後のご相談は当院へおまかせください

出産・子育ては誰でも不安なものです。当院ではそんなお母さまのために、出産前から出産後まで長期にわたってサポートを行っています。新生児外来やよろず外来は、赤ちゃんの発育状態を医療者の目線から確認したり、子育てについての悩みを相談できる場です。どうぞお気軽にご相談ください。

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大宮の産婦人科でお産をお考えなら、
大宮林医院までお越しください。

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