現在、日本で実際に使用されているワクチンはファイザー社製・モデルナ社製のいずれかです。共にmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンです。

すでに多くの接種経験のある海外の妊婦さんに対するワクチン接種に関する情報では妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守るとされています。アメリカやイギリスなどでは妊婦さんへの接種も推奨されています。

一般にこのワクチンを接種することのメリットがデメリットを上回ると考えられていますので、特に埼玉県など感染の多い地域にお住まいの方、多くの方と接する機会があるなど感染リスクの高いお仕事に就かれている方は接種をご検討ください。

副反応に関しては、妊婦さんと一般の方であまり差はありません。ただし、症状の出かたには個人差がありますので、最終的にはご本人の意思で受けるか否かは決定してください。

*もし発熱や頭痛が生じた場合、解熱剤(アセトアミノフェン:カロナール)は内服可能です。

≪妊娠12週までの妊娠初期の方≫

ワクチン接種は妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守るとされていますし、mRNAワクチンには催奇性はないと言われていますが、ほとんどが海外でのデータのため国内ではまだ十分なデータがありません。そもそも器官形成期(~妊娠12週まで)は偶発的な胎児異常の発生も僅かながら存在し混乱を招く可能性があるため、その点も理解された上でご検討下さい。

日本産婦人科学会HPより

大宮林医院