閉経前後の5年間の更年期には女性ホルモンの分泌量が低下していきますが、その揺らぎが大きいため心身にさまざまな不調を起こしやすくなっています。気温に関わらず突然、滝のような汗が出る、顔や身体がほてる、のぼせるというホットフラッシュをはじめ、慢性的な頭痛や肩こり、睡眠障害、イライラ、不安や落ち込みなど幅広い症状が起こり、症状の内容や強さは個人差がとても大きくなっています。更年期にこうした症状が起こって生活に支障が生じている状態が更年期障害でつらい症状、気になることがありましたら、早めに受診してください。